異世界への旅人
異世界への旅人
「宿題やってから寝なさいよ〜!」
「ああ、わかってるよ!!」
とは言ったものの眠くてどうしようもない。
だけどやらないわけにもいかない。
その宿題の教科担任がすごく嫌な奴で、前一度ひどい目にあった事がある。
それは、宿題があるのをすっかり忘れていて授業50分間のうち30分間説教されたことだ。
さらに放課後20分ほど説教された後、忘れた宿題をやらないと家に帰させないと言われた。
宿題をやる時の集中力は、俺の一生で一番すごかったに違いない。
と、まぁそういうわけで宿題をやることにした。
結局、宿題を終えて布団に潜り込んだ時間は2時を過ぎていた。
ああ、ついてない。
宿題をやったはいいが寝不足で授業中寝てしまい、例の嫌な教科担任に説教を喰らってしまった。
他の授業じゃ寝なかったのに、よりによってアイツの授業だけ居眠りをしてしまった。
おかげで帰宅を許されたのは6時半だ。
前回よりは早いので、まぁマシといえばマシかな。
疲れたことに変わりないが。
家のドアを開くと母親が玄関で待っていた。
「ずいぶん遅かったわね。」
「まぁ、色々あってね。」
「ふーん。まぁいいわ。夕食できているから、食べ終わったら食器さげておいてね。」
「わかった。」
・・・・・・。
ふー。
よかった、深く追求されなくて。
ただでさえ疲れているのに、思い出してしまうようなことは出来るだけしたくないものだ。
2階の自室へ行ってさっさと着替えて夕食をとる事にした。
食べ終わって食器をさげて2階へ行こうとしたら電話がなった。
「もしもし。」
電話に出た時の常套句を言ってみる。
「あの、水崎ですけど。」
水崎さんが転校してきてから2ヶ月程経つが、生徒たちからの評判はなかなか良いようだ。
今では友だちも出来ているようで、転校してきたばかりのなんとなく
話しかけづらいような、
そんな雰囲気は微塵も残っていない。
男子からの人気については、可愛い女の子ベスト3の第1位に選ばれる程だ。
今のところ、校外で俺と水崎さんがたまに会うことは誰にも知られていない
けど、男子が知ったらどう思うんだろう。
「お前には勿体無さすぎるぜ。」
友だちのこんな言葉が思い浮かんだ。
自分でもそう思ってしまう。
「あの〜?」
「ああ、すまん。で、どうしたんだ?」
長考しすぎたようだ。
まぁ、結論を出すと100人中100人が俺には勿体無いと思うだろう・・・。
ということだな。
「明日、扉ができそうなんです。」
「そうか。場所は?」
「前回と同じ場所です。」
「わかった。何時くらいに行けばいい?」
「えーと・・・10時くらいに来てください。あ、午前ですよ。」
「ん、了解。それじゃあ、明日な。」
「うん。また明日。」
とうとうこの時が来たか。
100%は解らないにしても、前回と今回とでは状況が違う。
前回は何が起こるのか全くの予測不可。
それどころか女の子の方から話しかけてくるという、異常事態も起こっていた。
でも今回はある程度はわかっている。
行き先は異次元。
共に異次元へ行くのは、隣りのクラスの水崎鈴。
と、これくらいしかないのだが。
異次元での話は行ってからでないとわからないので、現段階で解っているのはこんなもんだ。
何回も言っているようだが、とくにやる事もないので早めに寝る事にしよう。
明日は冒険の日なのだから。
翌日の朝。
普段はもっと遅く起きるのだが、今日はそういうわけにはいかない。
彼女との約束があるからな。
そうそう、言い忘れたが今日は土曜日だ。
それも第2週の。なので学校は休みだ。
10時より15分ほど前に家を出る。
家を出る前に行き先を聞かれたので、友達の家と言っておいた。
前回と同じ場所、あの休憩所には数分前に着いた。
「よう。」
「あ、おはよう。」
うんうん。
なかなかいい感じだ。
今回で異次元に行くのは2回目だが、そこに行く以外でも水崎さんには会っている。
おつかいに行かされた時スーパーで3・4回遇ったのだ。
10分ほど立ち話をして別れていたが、それでもけっこう慣れるものだな。
そうだ。
一番気になることを聞いてみよう。
「なぁ、今回はどれくらい向こうにいられそう?」
「ん〜と・・・、25時間はいられるみたい。」
そうかそうか、25時間か・・・。
って、おい!
そんなにいたら、丸一日こっちの世界にいないことになるぞ。
ほんとに大丈夫なのか?
「はい、大丈夫です。私たちがいなくなってる間、こちらの時間は止まってますから。」
彼女は人の心を読めるのだろうか。
前回もこんな事があったような気がする。
「でも、そしたら俺たちだけ向こうに行ってる分だけ余計に歳喰ってないか?」
「詳しくは私にもわかりませんが、そこの所が大丈夫な所を見るとこう考えられます。
私たちがいない間は、こちらの世界の時間は止まっている。でも、この世界にいる人
達には全く気がつかないと思うんです。そして、異次元に行っている私たちは、向こ
うの世界に言っている間だけ歳をとらない・・・と。」
うーむ。
にわかに信じがたい話ではあるようだが、そう考えるしかなさそうだ。
ま、考えた所で仕方が無いしな。
そろそろ行こうかと彼女に言うと、彼女もそうだねと返した。
森の中にある異世界への扉の前に来た。
2回目だから前よりは緊張しないけど、やっぱり少し怖い。
1回彼女の方を見る。
彼女も俺の方を見て、頷いてから扉の前に近づいた。
そして、ドアを開ける。
前と同じ、水面のような物が目に写る。
彼女が扉をくぐった。
俺もすぐに後に続く。
扉をくぐり抜けた先は、どこかの城の中のようだ。
扉の後ろ側は行き止まりになっている。
ちょっとまずいかな。
そう思う。
彼女も心配そうな顔になっている。
とりあえず、この城から脱出しなければ。
そう思い、彼女に行こうと告げる。
城内を見回っている兵士の数はさほど多くなくて良かった。
以外にあっさりと外へ出る事ができた。
周りを見渡してみる。
中世のヨーロッパのような雰囲気の街だ。
それもかなり大きいようだ。
「あの。」
「なんだ?」
水崎さんはどことなく落ち着かない感じで俺に言った。
「着替えた方がいいと思うんだけど。」
建物ではなく、人々を見てみる。
口では何とも表現できない服装ばかりだ。
例えるならファンタジー的衣装、と言ったところか。
それに比べて俺たちは・・・。
何と無く周囲の人々からの視線を感じる。
あからさまに浮いているのだろう。
「そうだな、着替えた方がよさそうだ。でも金が無いぞ?」
「大丈夫。お金ならちゃんとあるから。」
うーん。謎だ。
彼女がどうして異世界のお金を持っているのだろうか。
ついでにいうと、異世界への扉が開く時間とかをどうやって調べているのだろうか。
わからない。
「あ、あそこで服を売ってるよ。」
服の裾を引っ張られながら洋服店へと向かう。
・・・・・・。
服は買った。
ついでに手提げカバンのような物も買った。
元の世界へ帰った時のためにな。
周りの視線を気にしなくてもいいし、ようやくこっちの世界に慣れてきたし。
と、腹が減ってきたな。
そういえば、こっちの世界に来たのは10時ごろだったから、たぶん11時半は過ぎている。
「なぁ、腹減らないか?」
「そうですね。そろそろお昼にしましょう。」
この世界で初の飯だ。
近くにあった食べ物やさんと思わしき建物へと入る。
適当なテーブルに着き、メニューをみる。
・・・さっぱりわからない。
この店で働いている誰かさんが描いたのだろう。
色鉛筆(だと思う)で描かれた絵のおかげで、飲み物・デザート・メインだけがわかった。
でも、詳しい料理はさっぱりわからない。
この旅の相棒、水崎さんも解らないようだ。
考えても無駄だと悟った俺は、適当に飲み物・デザート・メインから1品ずつ頼む事にした。
彼女も俺と同じようにすることにしたらしい。
店員を呼び最初に俺、後に水崎さんが注文した。
10分くらいしたら料理が運ばれてきた。
見た目は、元いた世界でもありそうな感じだ。
ともかく、食べる事に集中する。
・・・
・・・・・・
「ふー。思ったよりも美味しかったな。」
「はい、また食べてみたいです。」
お世辞ではなく、本当に美味しかったのだ。
元いた世界よりも料理の文化が進んでいるんじゃないかと思うくらいだ。
でも、周りを見渡しても本屋さんが一件も見当たらない。
これは、本に関する文化が進まなかった分、料理の方が特化したのではないか。
そう勝手に推測する。
他にも、色々あれこれと考えさせられるような物が多数。
いや、全くもって興味深い。
等と考えていると後ろから大きめな声。
「そこの2人ーー!待ちなさーーい!!」
振り向くと、これまたファンタジーに出てきそうな服のお方がこちらに走ってくる。
ただ、周りにいる人とは雰囲気が違う。
「うん。やっぱり間違いなさそうだ。お前たちを連行する!」
はぁ?
そいつはいきなり何を言い出すんだ?
全く状況がつかめない。
とりあえず、俺たちが何をしたのか聞いてみることにした。
「連行ってどうしてですか?」
「そうそう、私たち何もしてませんよ?」
俺たちが聞くと、そいつは一瞬驚いた後こう言った。
「やれやれ、無意識的に行ったと。こういうのがたちが悪いんだよな。」
聞く耳持たず。
腕を縄で縛られて引っ張られていく。
だが、下手に暴れないほうが良い。
こういうファンタジーな世界では、暴れたら何かをやらかした犯人は剣でバッサリ・・・。
なんてことも、よくあるからだ。
縄を解こうとしている水崎さんにそう忠告した。
で、連れて行かれたのは俺たちがこの世界に来た最初の場所。
城だ。
もう少し正確にいうと、地下牢獄だ。
はぁ、なんでこうなるんだ・・・。
俺たちは何も悪い事してないぞーーー!!
「レヴェリオン様。例の2人を捕まえました。」
「そうか。」
「それでは失礼します。」
半身鎧を着た2人の男がいる場所は、街の中で主に警備を担う者たちの仕事場。
仕事場といっても、本来は街を巡回し凶悪犯を捕まえることだが、それだけではない。
なかなかに面倒なデスクワークもあるのだ。
そのための雑務室だ。
その部屋のなかで他の者よりもすこし派手な装飾の鎧を着た男。
名前はグライアス・レヴェリオンは呟いた。
「彼らは一体、何者だろうか。それとこれは何なのだろうか・・・。」
『これ』は、半分に折りたたむ事が出来て、開いた半分のうちの片方には1・2・3・・・
と、数字やその他いくつものスイッチが並んでいる。
もう片方には、四角い変なものがついていて、何かを表示している。
スイッチを押すと表示内容が変わるが、どこをどうやったらどの画面になるとか
さっぱり解らない。
ついでにいうと、どうやって使うのかも解らない。
「この何かを表示する部分。ここまでいろ鮮やかではないが、似たようなものを見たことが
あるような気がする・・・。」
色々なスイッチを押しながら再び呟く。
「レヴェリオン様!」
何かの書類を両手に持った一人の雑務係が大きめな声で呼ぶ。
「ん、ああ。すまない。それで私に何か用か。」
「これ、先月分の決済と今月新しく指名手配された人も含んだ手配リストです。」
「わかった。それではそこへ置いておいてくれ。これから会議があるから、戻ってきたら
すぐに見ておく。」
「わかりました。では。」
一礼すると自分の机へと戻った。
その後、すぐにレヴェリオンと呼ばれた男は会議室へと向かった。
「ん・・・・・・。」
不覚にも眠ってしまったようだ。
何しろ数時間もこの狭い牢屋に閉じ込められっぱなしだ。
もう暇で暇で・・・。
横を見ると水崎さんも寝ている。
見てるこっちまでまた眠くなってきた。
・・・あ。
重要な事に気がついた。
異次元へと繋がっている扉には、時間制限がある事を。
確か今回は25時間くらいだったな。
ここは地下牢なのか、外を見ることはできないけど、とりあえず考えてみる。
まず、こちらの世界に来たのが10時とする。
ぶらぶらして、昼飯を食べてまたぶらぶらして・・・。
そして、ここに連れてこられて少し寝た。
まぁ、7時間くらいだろう。
とはいえ、いつまでこんな所に閉じ込められているのか解らないので
なんとかしないと。
とりあえず彼女を起こそう。
ちょっと起こすのをためらったが、なんとか起こすのに成功した。
早速、例の扉が閉まるまでの時間を聞いた。
「ご、ごめんなさい!」
え?
どういうこと?
「その、時計を落としてしまって・・・。」
「そうか・・・。」
すごい落ち込み方だ。
なんというか、口では言い表せられないような。
見てるこっちまで落ち込みそうだ。
こういうのって感情の伝播とかいうのだろうか。
「お、ようやく起きたか。」
振り向くと、俺たちをここまで連れてきた奴がいた。
「この後お前たちを尋問にかける。素直に吐いた方が身のためだぞ。」
う〜。
嫌な感じだ。
できるだけこいつとは一緒にいたくない。
ん、いい事を思いついた。
俺たちがこの街に今日の10時に来たとして、どれくらいの時間が経ったのか聞こうと思う。
そうしたら、タイムリミットが解るのではないか。
我ながら妙案を、って言うほどでもないけど膳は急げだ。
早速聞こう。
「なぁ、今日の10時から数えてどれくらい時間が経ったんだ?」
嫌な奴は怪しいと思ったようだが、これ位教えても大丈夫だと判断したらしい。
「そうだな。・・・・・・20時間は経っているな。」
え。
おいおいおい!
あと5時間しかないよ。
どうしたもんだか。
「そろそろ尋問にかける頃だ。」
「ん、そうか。わかった。」
鎧がぞろぞろと5・6人歩いてきた。
何とか、こいつらから逃げる事は出来ないか。
・・・。
そうだ!
いい方法を思いついた。
魔法を使おう。
目晦ましの魔法を使えば何とかなるかもしれない。
いくつか、魔法を使えることをすっかり忘れていた。
その事を彼女に伝えると、彼女は頷いた。
鎧が牢屋の鍵を開けて、俺たちに外へ出るよう促した。
そして、俺たちを取り囲むようにして尋問室へと向かう。
ちらりと彼女を見る。
彼女は最初から俺のほうを見ていたらしい。
俺を見ると小さく頷き、目を閉じた。
そして、いよいよ魔法を使う時が来た。
周りの兵士には魔法を使うことを知られてはいけないので、ぼそぼそ呟くように言う。
天かける雷精よ、聖なる光を集わせん エレクトル・ブライン
突然、一定範囲内に強烈な閃光が起こった。
「ぐあっ!・・・目が・・・。」
等と呻いている兵士一人を突き飛ばし、水崎さんの手を引いて走り出す。
と、もう一つ魔法を使っておけば良かったことに気がついたが、もうすでに遅し。
「だ、脱走だ〜〜〜〜!!!」
目は見えなくなっても、声は出るんだよな。
そうなれば大声で叫んで増援を呼べばいい。
とにかく、あの扉を探す。
そして、見覚えのある場所に来た。
そうだ。
あと、ここを真っ直ぐ行って2つ目の曲がり角を左に曲がったらすぐ右にあの扉があるはずだ。
もう少しだから頑張ってと、水崎さんにいう。
息が切れていて声は出せないようだが、頷いてくれたからまだもう少しは大丈夫なようだ。
「ちょっと待ってくれ!」
左折をしたら目の前にも兵士がいた。
が、今まで見てきた兵士とは着ている鎧が違う。
ちょっと豪華なので、恐らく部隊長とか司令官とか、そんなもんだろう。
だから、余計に手を抜くわけには行かない。
俺の唯一の攻撃魔法、バーン・スフィアを喰らいやがれ・・・。
「これは、お前たちのものか?」
「え!」
それを見て思わず足が止まった。
それは携帯電話だった。
ついでにいうと、俺が落とした。
「そうか、それではこれは返そう。」
「まだ、俺のものだとは言ってないが・・・。」
「表情を見れば解る。それに、前にもこんな事があったしな。
・・・!」
追っ手が来たようだ。
もうこれまでか、・・・と目をつぶる。
「何をしている。早く行け!」
「え、いったいどういう・・・。」
「いいから、早く行くんだ。お前たちが何か犯罪を起こしたのでは無い事はもう解っている。」
つまり、このまま逃がしてくれるということだ。
「水崎さん。行こう!」
「はい!」
すれ違う時、豪華な鎧を着た人の後ろにも兵士がいて、そいつが俺のほうに何かを投げた。
時計だった。
恐らく、水崎さんの。
振り向くと敬礼をしていた。
俺は敬礼をされるほどの人間ではないので、なんだか恥ずかしかった。
でも、そのままいなくなるのはどうかと思い、片手を上げてあいさつを返した。
「以前、来た者たちとは違うようだが、どちらもこの世界の人間ではないようだ。」
レヴェリオンの言葉がよく解らずに聞き返そうとするが、それを手で制する。
「喧嘩のふりをするんだ。」
「え、どうしてですか?」
「そうしないと、彼らを逃がした事を知られてしまうぞ。」
「あ、それはヤバイですね。」
「それではやるぞ。」
「はい。」
どたどたと、追いかけていた兵士5・6人が左折し見たのはこんな二人だった。
「お前がそこで邪魔さえしなければ、あの二人を捕まえられたのに。」
「レヴェリオン様こそ権力を使わなければ今頃、俺の手柄だったのに。」
「それを言うならお前が・・・。」
と、叫びつつ今にも剣を抜きそうな二人。
後からきた兵士は、その二人の前で呆然とたたずむしかなかった。
レヴェリオンは心の中で思う。
おそらく次は無いと思うが、もし、彼らがまたこの世界に来たら
色々な話をしてみたい。
そうだな。
例えば、私の住んでいるのとは違う、別の世界の話とか・・・。
目が覚めた。
今の季節は夏が終わり、秋が深くなってきた頃。
気温はちょうどよく、窓から吹き込む風は涼しくて気持ち良い。
はずなのに、俺は今モーレツに暑い。
着ている服も汗でびしょびしょ。
と、ここで気がついた。
昔の西洋風な服を着ていることに。
今まであった出来事を忘れているわけではないが、服でも
それ以外の物でも何でもいい。
「行って来たんだな」・・・と、実感できる物があると不思議な気持ちになる。
さてと。
まずは着替えてから腹ごしらえだな。
なにせ、十数時間何も食べてないんだからな。
その後は・・・。
とあるものが一つ彼のベッドの上に落ちていた。
それは、今回の旅で買ったナイフだ。
少しだけ鞘から抜けて見える刀身は、妖しく薄紫色に光る。
その光が何を意味しているのかは解らない。
もしかしたら、次の旅で何かが起こる事を知らせているのかもしれない。
それも、悪い出来事が・・・。
〜Fin〜